就活ウケ抜群のバイトはユニクロ!!【実体験】
就活前にアルバイトするならユニクロ一択!何しろ、社会人になって必要となるスキルをしっかり身に着けることができるからです。そのスキルとは、ズバリ徹底的な時間管理と笑顔。さて、ユニクロバイトとはどのようなものなのでしょうか。
競争原理の中で学ぶ
アパレルとは言っても、いわゆる量販店になりますので、鬼のような商品整理(服を畳んで綺麗に陳列する作業、略して"商整")をする必要があります。もうこれがとにかく大変でした。路面店でもテナント店でも、翌日の営業のためにお店が閉まってから1時間~1時間30分ほどで散らかり放題になった売り場の立て直しおよびハンガー類の整理をしなくてはならないのです。
その中で、担当エリアを割り振られるのですが、
1.どれぐらいで終わりそうか瞬時に判断
⇒「メンズパンツ、20分で終わります!」
2.遅れそうならすぐに相談
⇒「すいません、メンズパンツ10分押します」
3.他のやり取りを聞きながら、全体の進捗を把握
⇒「レディースワンピもう終わるので、メンズパンツいきまーす」
閉店後はこれらのことがインカム(トランシーバー)で頻繁にやり取りされ、殺伐とした雰囲気の中で時間を常に意識しながら取り組んでいかなければならないのです。
いや、結構しんどい。
社会に出る前、特に大学生というのは時間を持て余している生き物であり、中々に時間をルーズにして日々過ごしているものではないでしょうか。私も例にもれず日々だらだらと生きていたので、ユニクロでは骨の髄までみっちりと仕込まれてしまいました。
1分単位で給料が発生する
徹底したコスト(時間)意識は、それもそのはず、適正な給与支給も関係しています。例えば残業代、ご所属の会社などで1分単位で残業代を支払ってもらえる企業がどれだけあるのでしょうか。
私の所属するところも15分の丸めがあります。
そんな中、ユニクロではアルバイトの時給換算における時間管理も1分単位で行っていることから、決して無駄な時間を生まないのです。
労働基準法上でも、当然、労働の対価は適正に払うべきものとされているので、1分単位で支払うことが望まれています。しかし繰り返しになりますが、日本の企業のどれだけがそれを遵守できているでしょうか。これは社会に出てからの話ですが、ユニクロがすごいというのと同様に、労働者に対する扱いの難しさも痛感することになりました。
笑顔チェックがえげつない
ユニクロは、接客に対する並々ならぬ熱意を持っています。その結晶が、監視カメラによる笑顔チェックでした(これは、私が働いているところだけかもしれませんが)。
業務の中でもレジの仕事が最も大変だと思いますが、そこで対応するアルバイト全員の笑顔を監視カメラでチェックし、笑顔が少ない、あるいはぎこちなかったりすると、すぐさま「〇〇番レジの××さん、笑顔ないよ」と連絡が入るのです。
怖すぎ(笑)
みんな戦々恐々としていましたよ。あと、良くないなぁと思ったのは、そう言われると余計にプレッシャーかかって失敗しちゃう、みたいなのあるじゃないですか。
まさにその負の連鎖に巻き込まれてしまって、一回指摘されると中々笑顔に戻れないという現象もありましたね。
とはいえ、慣れていないと口角を上げることが難しく、ぎこちないビジネススマイルになってしまう人も一定数いると思います。そうした人が社会に出る前に、ビジネススマイルを覚えること、さらには一定のプレッシャーの中で作り笑顔で取り繕うという技術を身につける上では最高の環境だったのかもしれません。
就活ウケは抜群
アルバイトのレベルにしては相当高いものを要求されるユニクロバイト。さらにはビジネススマイルを習得しており、多少の圧迫ではびくともしれません。面接練習などをしていれば、全く動じないので、ストレス耐性があると思われることウケアイでしょう。
そりゃ、インカムで散々「笑顔がないぞ」と秒単位で指摘されている訳ですからね(笑)
アルバイトを考えていらっしゃる方は、是非将来を見据えてユニクロでアルバイトしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに私はエントリー倍率3000倍から内定を得ることに成功しましたよ。