アカマンボウ企画

サラリーマンが個人事業主も始めた件

Google Adsnse 合格を目指さない理由

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かつて運営していたブログでGoogle Adsense審査に合格したことがあります。大変な道のりだったのを覚えていますが、後述のとおり故あって、そのブログは閉鎖することといたしました。そして新しく始めたこのブログにおいては、Googleアドセンス合格は目指さないことに決めました!

 

 

 

Google Adsense 合格を目指す理由

これは簡単でしょう。そもそもブログを始めるきっかけが、副業・サイドビジネスを目的としているからです。誰しもが広告収入に憧れ、その一つの指標としてGoogleアドセンス審査の合格を目指して自身のサイトを作り上げていきます。客観的な指標として用いるのは正しいことだと思いますし、私も過去同じ目的で取り組んでいました。

さらにGoogleアドセンス審査を通過するということは、コンテンツ内容が充実しており、ユーザビリティが高いことを裏付けてくれます。ブログの運営に正解はありませんが、圧倒的な存在であるプラットフォーム自らが太鼓判を押してくれることは大変心強いものです。ある意味『公認』とも言えるものですので、「自身のブログ運営の方法は間違っていなかったんだ!」と再確認することができます。

 

険しい道のり

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とはいえ、アドセンス合格までの道のりは平たんなものではありません。数々の対策を打つ必要があります。有料ドメインへの変更、コンテンツSEO、オリジナルの良質な記事の量産、プライバシーポリシーの作成などなど。私もブログ初心者だったので、相当な苦労をしてサイトを作り上げました。厄介なのは、アドセンスの審査ポイントというものは明かされていないので、これらの対策をどのレベルまで行えば良いのか、という答えがどこにもないことです。何度も落ちてしまう方々が、大手ブロガーさんやyahoo知恵袋などに相談されている姿を定期的に見かけるのはそのためです。

そしてさらにややこしいことに、不合格になった際に理由を教えてくれるのですが、その解説もよくわかっておりません。その中でも「価値の低い広告枠(云々)」で悩まれる方が多数いらっしゃいます。とある、ブロガーさんが考察されているページがありましたので、参考までに貼らせていただきますね!

 

www.sakura-gioiko.com

 

こちらは大変良く考察されているなぁと思いました。私自身、アドセンスに通過しない方のアドバイスをした際に、説明用としてリンクをご紹介したこともあります。

とにかくgoogleアドセンス審査の基準というのは不明確で、どれだけ改善すれば良いのか、どこが悪いのか、というのがわかりづらくなっています。不合格を続けるとモチベーションも下がってしまいますし、客観的に「あなたのブログはだめです」と言われているような気がして辛いですよね。

 

アドセンス広告の収入はどれぐらい?

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広告収入というのは大変魅力的なものですが、アドセンスにおける広告収入は私の感覚からすると、

「そこまで稼げない」

です。これは一重に私自身の実力不足で、過去のブログのPV数を中々稼げなかったことが原因ではあります。ところが一方で、「どれだけ努力すれば月に10万PVも集められるんだよ!」と自身の能力に限界を感じた結果でもあるのです。アドセンス広告収入は大体1PVで0.2~0.4円だと言われています。仮に0.3円だとして、1万PVでやっと3,000円の広告収入を得られる計算になります。

 

 無理だ…

 

私はそう思いました(笑)

頑張って見やすいサイトを目指し、目次やヘッダーフッター、見出しなどカスタマイズを見よう見まねで改善しました。中身の濃い記事を書こうと、たくさん調べたり考察したり試行錯誤を繰り返しました。しかし、一か月のPVは多くて1000PVでした。しかも、はてなブログ上のアクセス解析の数字なので、アドセンスの収益は良くてひと月300円程度だったのです。

 

「こんなんじゃドメインレンタル料はまかなえても、はてなproの支出をカバーできないじゃないか!」

 

これがアドセンス通過で大喜びしてから2か月後くらいの私の心境です(笑)

広告収入でお金を稼ごうと思っていたのに、逆にお金を費やしてしまっている現状に気づき、はてなpro契約期間は頑張りましたが、その後もPV数はそこまで伸ばせず、閉鎖することとしました。はてなproが切れると独自ドメインを使えなくなり、そうするとアドセンスも解除になりますので、ここでアドセンスの野望は潰えたことになります。

 

足掻こうか迷った。しかし…

何とかPV数を確保しようと足掻いた時期もありました。例えば、手っ取り早くPV数を稼ぐにはトレンド系ブログが良いとされています。ニュースやネットで話題になりそうなものをいち早くキャッチして、他の同種のライバルたちよりも質の高いまとめ記事を執筆することで検索結果上位に入り込む戦い方です。

しかしこれには限界がありました。そもそも本業のサラリーマンが忙しいため、トレンドをキャッチすることはできても、その情報を収集・精査し、いち早くブログにまとめ上げる時間はなかったのです。元々、隙間時間で書きたいことを書いたブログで広告収入を手にすることを目的としていなかったか?ともすると、トレンドブログに注力するには、書きたいことを書くことが難しくなるばかりでなく、本業を疎かにするほかないため、元も子もないと思い断念せざるを得ませんでした。

 

自分にとってブログとは何か

改めて考えてみました。確かに広告収入は欲しい。いらない訳は

絶対にない(笑)

でもPV数を意識したブログ運営(私にとっては超絶ハードだと感じました)は、本当に私のやりたいことなのか。文章を書くことは好きで、それがお金になるならこんな幸せなことはありません。しかし、実際に100%両立させることは難しいです。なぜなら、お金にするには「書きたいものを書く」のではなく、「読まれるものを書く」ことが必要だから。

そこまで思い至った時に、私はひたすら我慢してPVの鬼を目指す道を諦め、勝手気ままに書きたいことを書く場としての道を選ぶことにしました。

 

アドセンスはお墨付きに過ぎない

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稼げる人にとっては基本収入部分になるので、アドセンスは非常に有益なものであると理解しています。しかし実力が乏しく、PV数を稼げない私にとってアドセンスは、「あなたのサイトはちゃんとしてますよ」というお墨付きぐらいのものにしか思えなくなってしまいました。

この考え方は、決して正攻法ではないと思います。しかし、自分にとってのブログの意義を再考した結果、「書きたいものを書く」と舵を切ったからには、アドセンスを気にして戦い方を変える必要は全くないと思うようになったのです。例えるなら、「プロ野球選手を目指す訳ではないのだから、多少素振りの仕方や投げるフォームがおかしくたって、草野球が楽しければいいんだ!」という、良く言えば多様性、悪く言えば開き直りをしているに過ぎません。

 

もし、この記事をご覧になった方でブログを運営されていて「アドセンス審査が通らない…」や「PV数稼げないなぁ」とお悩みの方は、がむしゃらにアドセンス審査突破を目指すのも良いですが、一度、ご自身のブログの意義について考えてみてはいかがでしょうか。